さて、初めての投稿です。
がんばりますよ~
できるだけ普通の医療人ではあんまり言わないような『ちょっと面白い視点でのものの考え方』を届けられたらいいなと思います。
考え方を変えるだけで心はずいぶん軽くなるものです。
薬剤師って割と仕事がきっちりしてるのでみんな一点に向かいがちです。
そんなあなたの考えが少しでも柔らかくなりますよに。
ではさっそくいきましょう。
今日は初回なので割と普通の感じな内容です。
ちょっぴり自信の無いあなたへ
今日の内容は普段からくすぶってる感じの薬剤師に向けた内容です。
別の薬局に行ってみてもいい気がするけど自身はない。
とか
他の科も経験してみたいかもしれないけど、仕事難しかったらどうしよう
って方に読んでいただくとちょうどよい内容かとおもいます。
薬剤師って毎日同じ
薬剤師の仕事の大半は毎日同じことを繰り返しますよね。
具体例を挙げるなら
- 処方箋が来る
- レセコンに入力する
- ピッキングする
- 監査する
- 投薬する
- 薬歴を書く
だいたいこんな流れかと思います。
ここにあなたの意思が入り込む余地はありませんね。
ただ黙々とこなすだけです。
ほかにやることといえば、
- 後から来る患者さんの一包化を用意したり
- 薬の補充のために卸に注文したり
- 書けなかった薬歴を書いたり・・・
この日々全く変わらない作業を何十年続けるわけですが、これを楽しいと感じる人もいれば、私みたいにつまらないと思う人もいるでしょう(笑)
でもちょっと待ってくださいね。
これって実は考え方によっては凄いことなんですよ。
患者さんから見るとどうだろう?
さて、ここで視点を変えて患者さんの立場からみてみましょう。
患者さんは今処方箋を持っています。
この処方箋、全国どこの薬局に持って行っても同じ薬が処方されますね。
場所によって大幅に安くなったり、薬の量が増えたりすることはありませんね。
そうです。
処方箋は全国どこの薬局に持って行っても同じお薬、同じ量、同じ結果になるのです。
(疑義して結果が変わるにしても、どこの薬局でも疑義しないといけないわけだから結局いっしょですね。)
何当たり前の事言ってるんだってなりますね。
つまりはどこでも同じ結果になる
これは大変なことです。
つまりですね、患者さんが処方箋を持ってくる限りどこでどうやっても同じお薬が出るんですよ。
あなたがどこで働いたとしても、患者さんが持ってきた処方箋に対し薬が処方される結果は全部一緒なんです。
わかりますかね?
ロキソニンと書いてあればロキソニンが出ます。
クラビットと書いてあればクラビットが出ます。
容量がオーバーしてる等の疑義するような内容の処方箋が来ればどの薬局でも疑義になります。
あなたが内科の門前で働いても、外科でも眼科でも全部一緒です。
患者さんが持ってきた処方箋その通りの結果になります。
ちょっと露骨な言い方で申し訳ないですが、そこにあなたの能力は関係ありません。
というより、あなたであっても、あなたじゃなくてもいいのです。
だれが働いても同じ結果です。
別に嫌な言い方で貶めてるわけではないですからね。
(むしろ結果変わるようなら大問題です。投薬した薬剤師によって処方量が変わったり、薬そのものが変わったりしたら大変です。
それだけ国がちゃんとしたシステムを作ったというだけの話です。)
あなたは国家試験を合格した薬剤師です。
そのため一定水準の能力があることは間違いありません。
もう能力が証明されてるから「日本全国どこの薬局でも薬剤師をやっていいですよ」と国が認めているのです。
結局不安だったのは何?
新しいところで働いてみたいけど、知らない薬があったらどうしよう?
わからないことがあったらどうしよう、とありもしない恐怖に動けなくなっているだけなのです。
大丈夫です。
95%位の事はわかります。
残りの5パーセントは会社によって育まれた文化とか店舗によって構築されたルールに起因するようなものです。
(緩い言い方をすればノリとかローカルルールです)
いろんな会社、いろんな店舗で働いた私が言うので間違いありません。
ふーんそうなんだぁ程度に認識しておけばいいです。
やることは一緒ですから。
もしわからないことがあれば、それは新しく入った人はみんなわかりませんので素直にその職場の人に聞いてください。
あなたは何処でも大丈夫
というわけで、あなたは何処でも働けます(笑)
どうぞ安心してください。
文章を読み返してたら自分がなんだか嫌な奴に見えてきました。
いろんなところで働くのも楽しいので、今の職場でやりたいことが見えないような方は新しい場所に踏み出してみるのも一興です。
ということが伝わればいいなと思って記事にしてみました。
随時質問も受け付けておりますので不安がある方どうぞ。
ブログの方も随時整えてまいりますので今しばらくおまちください。
このブログは主に薬剤師のコミュニケーションや考え方について発信していきます。一期一会というのも嫌いじゃないのですが、気に入っていただけましたらブックマークをお願いいたします。